須坂市南小河原の江岸寺<コウガンジ>の山門の下に趣のある細い道が通っています。
文献資料によると、888年に起こった千曲川の大反乱によって千曲川の沖積地と松川扇状地の境に最大6mの崖ができました。崖ができたことによって湧き水があり、人の住みやすい場所となったのです。
江戸時代になり、この場所は松代藩の領土となりました。
この細道は、松代藩主の藩領視察の際に使われ、この場所で滞在できるように本陣が置かれたのです。
この場所は江戸末期、明治時代の景観を今に残す、数少ない貴重な場所なのです。
須坂市南小河原の江岸寺<コウガンジ>の山門の下に趣のある細い道が通っています。
文献資料によると、888年に起こった千曲川の大反乱によって千曲川の沖積地と松川扇状地の境に最大6mの崖ができました。崖ができたことによって湧き水があり、人の住みやすい場所となったのです。
江戸時代になり、この場所は松代藩の領土となりました。
この細道は、松代藩主の藩領視察の際に使われ、この場所で滞在できるように本陣が置かれたのです。
この場所は江戸末期、明治時代の景観を今に残す、数少ない貴重な場所なのです。
名前:松代藩主宿泊本陣跡
取材日:2010/01/20
更新日:2021/09/08
参考文献
平成20年須坂学舎資料