坂田町

坂田神社

地元では狐宮と呼ばれる

坂田神社は明治初年まで「諏訪社」と呼ばれていたらしいです。
神社の入り口には太い松の木が何本か生えていて立派な鳥居もあります。

坂田神社は天正の頃(1573頃)に創立されたらしいのですが、寛保2年(1802)の中山川の洪水により記録などが流されてしまったらしく、資料が残されていないのです。

その後明治41年に
・「羽黒社(祀神:大物主命<オオクニヌシノミコト>)」羽黒山山頂に国造りの神、農業神、商業神、医療神として祀られていた。
・「白山社(祀神:伊弉冊尊<イザナミノミコト>)」市道の坂田線沿いに祀られていた。
・「秋葉社(祀神:軻遇突智命<カグツチノミコト>)」明治末まで坂田地区の個人宅内に火の神、鍛冶の神として祀られていた。

が合併社となり、諏訪社(祀神:建御名方名・八坂刀売命)」と共に祀られるようになったのです。

その他、坂田神社の境内にて管理されている末社(境内社)として「八幡社」「稲荷社」「山神社」「天神社」があります。

坂田神社は通称「狐宮」と呼ばれるのも「稲荷社」が境内社として祀られているからなのだそうですよ。

なんだか沢山の神様が祀られている神社なのですね。

この「狐宮」は僕が子供の頃に虫を取ったりして遊んでいた神社です。今も境内に「セミの抜け殻」や「アリ地獄の巣」があったりと自然が一杯です。写真撮影をしていて昔を懐かしく思い出すことができました。






坂田神社

住所:坂田町
名前:坂田神社
取材日:2005/10/27
更新日:2020/03/30

参考文献

坂田考<須坂市坂田町区>
ふるさと須坂<須坂市教育委員会>
ふるさと歴史マップ<須坂市公民館>

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