須坂市上町にある神林家は、須坂の製糸結社「東行社」の設立メンバーの一人です。
明治7年に十二屋神民製糸として開業。昭和12年まで須坂の製糸業を盛り上げていました。
その神林家の横を通る「上町小路<カンマチコウジ>」。
流通の道「大笹街道」と商店の道「劇場通り」とを結ぶ風情ある、幅が2mほどの小路です。
神林家の店舗兼繭蔵の造りは立派。
小路から見える、ぼた餅石積みも見ごたえがあります。
小路沿いに続くぼた餅石積みの跡。
こんなところからも隆盛を極めた、かつての須坂の町の勢いを感じることが出来るのです。