穀町

稲荷神社

須坂市にはたくさんの「稲荷神社」があります。

昔の須坂の一大産業だった製糸業の元である「養蚕業」が盛んだった須坂郊外では、蚕を食べてしまうネズミはかなり嫌われ者でした。
そこでネズミの天敵である狐を祀った「稲荷神社」を多く建立したと考えられます。

稲荷神社の狐は脊属とよばれる「神の使い」と位置づけられています。ここでは五穀豊穣の神、「宇賀御魂命<ウカノミタマノミコト>」の使いとなります。
「稲荷」の語源も「稲生る<イネナル>」なのだそうです。

普通の神社に置かれている「狛犬」も稲荷神社では「狐」なのですよ。狐の嫌いな犬や獅子を置くわけにはいきませんからね。

この穀町にある「稲荷神社」にも狐の置物があります。やはり狛犬と同じ様に対になってありましたよ。

先にも書いたように須坂市には「稲荷神社」が沢山あります。
須坂市の稲荷神社探索も面白いですよ。


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