馬場町の笠鉾

長野県須坂市では、毎年7月21日より25日まで須坂祇園祭が執り行われます。
祇園祭は21日の「天王おろし(神輿)」と「笠鉾行列」によって幕が開けるのです。


この時期に須坂祇園祭が行なわれることは知られていても、その意味はなかなか知られていないことが現状です。

そこで、今回はより祇園祭を楽しめるように「須坂市祇園祭笠鉾行列」に参加する各町の笠鉾について調べてみました。


長野県須坂市の祇園祭で行なわれる「笠鉾行列<カサボコギョウレツ>」で馬場町より出される「笠鉾」は明治22年頃、同じ須坂市の新町より引き継がれたものなのです。

神様が降りてくる目印である「依代<ヨリシロ>」には金紙と白紙を重ねた「御幣」が飾られ、帽額<モコウ>は上下とも真っ赤な布に金字で六角の中に馬場町の「馬」の字が書かれています。

そのマークは上帽額には1つ。下帽額には2つ書かれているのですよ。





馬場町の笠鉾


名前:馬場町の笠鉾
取材日:2006/07/16
更新日:2020/09/26

参考文献

須坂の祇園祭<須坂市教育委員会>
須坂の祇園祭り 笠鉾<笠鉾会館ドリームホール>
写真 馬場町笠鉾ピンバッチ<笠鉾会館ドリームホール内にて販売>

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