寿泉院の境内にこの句碑はあります。
明治32年に建立されたこの句碑には、
「露の世にさく朝顔の命か那 箕由」
と彫られています。
露の世とは「露のようにはかない世」という意味。
露のようにはかない(むなしい)世に咲いた朝顔もまたはかない(あっけない)命だな
という意味だと考えられます。
「はかない」が重複し、なんとも考えさせられる句ですね。
箕由<ミヨシ>はこの句を読んだ人だと思うのですが、詳しくわかりません。
建立者は原二芳、他門弟。
原二芳<ハラフタヨシ>の本名は原政太郎といい塩川町の出身です。
そういえば、塩川町に原二芳の句碑がありましたね。
また近々ご紹介したいと思います。