墨坂南

下の水神祠

昔の人々は、水に対する信仰心が厚く、水神に感謝と願いをする祭事を心を込めて行った。

城ヶ鼻用水(じょうがはな)は、臥竜山南面のふもとの地名「城ヶ鼻」からの用水で、昔から興国寺付近の湧水を小山村の元村である上・中・下組で利用していました。
しかし、この水源は水量が少ないために、北の沢用水と城ヶ鼻用水を併合して、小山、境沢、八幡、塩川の各町で利用していました。

この場所は、「上の水神祠」を通り墨坂神社地に入った城ヶ鼻用水が、神社地から出る場所となります。

ここの用水は神社境内を流れることで清められ、御手洗川となり、周辺集落を潤してきました。

下の水神祠

住所:墨坂南
名前:下の水神祠
取材日:2014/01/07
更新日:2021/11/16

参考文献

ふるさと八幡<八幡沿革史刊行委員会>

掲載している探検隊スペシャル