3月21日に太子町の太子祭が行われました。
毎年行われる太子堂のお祭りに、普段は静かな境内も多少にぎやかになりました。
昭和の時代の太子祭には、参道に屋台が並び、参拝者の列は太子町の大通りまで続いたのだそうです。
そのくらいの一大イベントだった太子祭が、最近では静かになってしまったことに寂しく思います。
2007年10月に太子町区より1冊の本が販売されました。
その本は「須坂市太子堂 聖徳太子絵伝」といいます。
「聖徳太子絵伝」は、毎年3月21日に見ることができる太子町の太子堂に保管されている絵です。
この本の中には、太子堂で保存されている聖徳太子絵伝の86場面の解説のほかに、太子堂の建築、装飾の説明がされています。
中でも僕の興味をそそったものは、太子堂の日想観について。
たまたまそのように出来たのか、それとも故意的に作ったのか・・・
なかなか考えさせられます。
今年見落とした方は来年の太子祭のために、
是非一度この「須坂市太子堂 聖徳太子絵伝」をご覧ください。
須坂市立博物館にて販売しています。