長野県須坂市新田町には、太く大きなクヌギの大木が1本あります。
このクヌギは樹高約15m、幹のまわり4m強、枝の張りは東西30m、南北28mになります。
これだけの大木が今日まで無事だった理由は、裏の家の屋敷神として崇められてきたからだといわれています。
鎌倉時代以降の古文書には、たびたび「くぬぎ原」の名が荘園名として登場してくるそうです。
その土地名は、松川の両岸から須坂にかけての広い範囲を指した漠然とした名のようで、特定の土地ではなかったようです。
この「新田のクヌギ」をはじめ、この豊洲地区には豊宮神社、小河原神社にもクヌギの大木があります。
これらは、その昔、この地が「クヌギ原」と呼ばれていた、そんな名残なのかもしれません。
