先日の信濃毎日新聞の記事から。
長野県須坂市が常盤町で進めていた旧上高井郡役所の耐震補強工事が完了した。
旧上高井郡役所は大正6年(1917)の建設。
2005年まで長野県が使用し県長野保健所須坂支所などが入っていましたが、老朽化が進んだために取り壊しを予定したが、
須坂市の「地域の文化財として保存したい」との要望により2006年4月に無償譲渡を受けたのです。
須坂市は外装や基礎の補強をし、建設当時の姿を再現しました。
一時は取り壊し計画まで持ち上がった「旧上高井郡役所」がこのように補修を受け、保存されるようになり本当に嬉しいです。
三木須坂市長が式典で述べたように、この旧郡役所には須坂の歴史文化が集約されています。さらに新しい歴史や文化がここから生まれていくことでしょう。
この建物を後世に残せることになり、本当に良かったです。