村石グランドの桜

長野県須坂市街地より国道406号線を仁礼方面に向かう途中に「村石町運動広場」があります。

村石町周辺の住宅化が進み、子供たちの自然の遊び場が減少ないし消滅していくことに危機感を感じた町が、昭和46年に「下河原開発委員会」を立ち上げ、この地に運動場を造ったのです。

須坂市土木課よりブルトーザーを借り、各戸二日間の労力奉仕と区長、建設委員の作業奉仕の結果、約1年間をかけて完成しました。
完成を記念して昭和47年11月5日に初めての大運動会が盛大に開催されたのだそうです。

現在、村石グラウンドの周りには桜が咲き、その広場はお花見にはもってこいの環境になっています。
地域住民の希望と苦労の末に完成したこの広場を今後も有効活用していきたいですね。

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