大日方町

大日向観音堂の夫婦桜

長野県須坂市

大日向

地区に、須坂市指定天然記念物に指定された「しだれ桜」があります。

寛永元年(1624)に創建されたと伝えられる観音堂の境内に生えていることから、地元の方々には「観音堂の夫婦桜<メオトザクラ>」と呼ばれています。
推定樹齢は250年。
二本とも同じ時期に植えられたのか、幹周は二本とも3mを超え、樹高は約20mにもなります。

須坂市街地より豊丘・米子方面へのびる幹線道路から少し入った山際にあるので、今でも「知る人ぞ知る桜の名所」なのです。
とはいえ、毎年4月の末頃には、近所の方が大勢集まり、出店も出るなどしてお花見を楽しむのです。

春の夕暮れ時、緑の杉林を背景に、紅帯びた桜はとっても見栄えがします。
そして、二本あるとは思えないほど一体となって咲く桜はとても豪快なのです。



大日向観音堂の夫婦桜

住所:大日方町
名前:大日向観音堂の夫婦桜
取材日:2008/04/20
更新日:2021/06/09

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